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受精卵が分裂してできた細胞同士の接着が強化される現象。*1
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生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
受精卵が複数回分裂を繰り返して多くの細胞の塊となった状態。16細胞期胚がコンパクションを起こしてできる、細胞数が32個以上となったものを指す。この状態以降の細胞分裂では、細胞ごとに異なる特徴が現れる。この状態の1日後には内部に空洞(卵割腔)ができ、胚盤胞(胞胚)となる。
雄と雌で作られた生殖細胞(配偶子、卵子と精子)の融合(受精)によってできる生物個体の初期段階。卵と精子という特殊化した2種類の細胞が融合することにより万能性をもつ細胞である受精卵ができ、卵割分裂を繰り返して個体発生を開始します。初期胚ではグルコースではなくピルビン酸や乳酸が主なエネルギー源となる。
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