健康用語WEB事典

コンポーネントワクチン(component vaccine)

ウイルス細菌感染の原因となる抗原成分(タンパク質ペプチドDNARNAなど)のみを抽出して作られた不活化ワクチン成分ワクチンとも。百日咳インフルエンザの予防に有効。*1*2*3*4

コンポーネントワクチン抗原単独で用いた場合、免疫誘導効果が弱いという問題が生じることが多く、免疫効果を高めるためにアジュバントと併用されることがある。*5

タグ: ウイルス 細菌 感染症 免疫 ワクチン 抗原 予防

*1実験的トキソプラズマ不活化ワクチンがどのように効くかを解明 宿主タンパク質 p62 を標的とした新たなワクチンの開発に前進: http://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/research/upload_img/151002_j.pdf
*2大阪大学 大学院薬学研究科・薬学部 皮膚にペタッと貼るワクチン!: http://www.phs.osaka-u.ac.jp/homepage/yaku/sotugo/pdf/h23_01_0.pdf
*3細菌学と農芸化学の接点 シクロデキストリン誘導体を用いた百日咳菌培養法の技術革新とその応用 鈴木洋二 帝人株式会社・医薬医療事業本部: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsb1944/54/4/54_4_833/_pdf/-char/ja
*4細菌感染症に対するDNAワクチンの展望.Annual Review 免疫 1999 p.226-235.: http://www2.hama-med.ac.jp/w1a/microbio/study-j.html
*5ビルディングブロックサイエンス共同研究講座 | 大阪大学 大学院 生命機能研究科: https://www.fbs.osaka-u.ac.jp/ja/eventinfo/detail/388

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このページの最終更新日時: 2022-08-04 (木) 16:00:52