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植物に含まれるタンパク質(アルブミン)。ゴマや大豆、ピーナッツなどに含まれ、アレルゲンとなる。蕎麦アレルギーの主要なアレルゲンのひとつが2Sアルブミンであることが知られている。これら植物2Sアルブミンは、貯蔵タンパク質でプロラミンスーパーファミリーに属し、低分子量ながら複数のジスルフィド結合を持っているので、分子構造が安定しているため消化などに耐性であると考えられます。含硫アミノ酸(システイン、メチオニン)を多く含むため、栄養改善の目的で遺伝子組み換え技術によりブラジルナッツ…
ゴマの種子から得た油から製造された食用油。n-6系脂肪酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれているにも関わらず、抗酸化作用を持つセサミンなどのゴマリグナンが含まれているため酸化されにくいのが特徴。焙煎後に搾油される焙煎ゴマ油と、生のゴマから搾油される太白ゴマ油がある。脂肪酸は、リノール酸およびオレイン酸が42%ずつ、パルミチン酸が9%。ビタミンEを含む。ゴマ油の摂取によってγCEHCの排泄が抑制されることが確認されている。タグ:
シソ科シソ属の草本。国内では縄文時代から食されていたとされる。シソ(紫蘇)はエゴマの変種。漢字では荏胡麻。葉や種子は可食部であり、種子は普通のゴマ(胡麻)と同様に使用されると同時に、エゴマ油の原料となる。ロスマリン酸を含む。
主食としない穀物。日本雑穀協会による定義では「日本人が主食以外に利用している穀物の総称」とされる。-アワ(粟)-ヒエ(稗)-キビ(黍)-モロコシ(唐黍)-ハトムギ-オオムギ(大麦)-ソバ(蕎麦)-アマランサス-キヌア-ゴマ(胡麻)-ダイズ(大豆)-アズキ(小豆)タグ:
ビタミンA(レチナール)の前駆体(プロビタミンA)となるカロテノイド。β-カロチンとも。橙色の色素成分であり、ニンジンなどの色の元となる。高等植物の葉においては2番目に多いカロテノイド(25%程度)。小腸上皮でβ-カロテンはビタミンA1であるレチナールに変換される。ビタミンAが不足すると、蓄えられているβ-カロテンがビタミンA1に変換される。通常は肝臓や脂肪組織に蓄えられるか、余分であれば排泄される。活性酸素を抑える抗酸化作用がある。β-カロテンは油脂に溶けやすい性質を持って…
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