サイクリンJ(Cyclin J) †
サイクリンのひとつ。感染や炎症に対してマクロファージで発現が誘導される。
サイクリンJがマクロファージの好気的解糖やミトコンドリア機能を強調的に制御し、マクロファージからの炎症性サイトカインを減少させることが報告されている。*1
サイクリン依存性リン酸化酵素(CDK)と相互作用し、解糖系の活性化に関わる転写因子FoxK1をリン酸化して抑制する。
Drp1?をリン酸化してミトコンドリアを断片化させ、活性酸素種の産生減弱させていることが確認された。
タグ: サイクリン マクロファージ 炎症 ミトコンドリア 活性酸素
*1代謝を通じて免疫応答を制御する新たなタンパク質の発見―マクロファージに発現するCyclin Jを介した新たながんや感染制御機序― | 京都大学: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-04-13
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このページの最終更新日時: 2022-04-13 (水) 10:51:17