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フェニルプロパノイドのひとつ。強い殺菌効果や防虫効果があるが、皮膚に対する刺激性や肝毒性もある。*1
関連する用語
ニクズク科の常緑高木、またはその種子の胚乳を乾燥させたものを指す。多量の脂肪を含み、特有の甘くて刺激性が強い芳香を持つ。これは臭みを消す作用を持ち、香辛料として使用される。ミリスチシン、エレミシンを含む。成人が5g以上摂取すると、モノアミンオキシダーゼ阻害作用による精神症状が起こる。ナツメグの種子を取り巻く網目状の仮種皮を乾燥したものはメースと呼ばれる。-α-ピネン-β-ピネン-サビネン-テルピネン-4-オール-オイゲノール-メチルオイゲノール-ミリスチシン-リモネン-1,8…
サフロールの異性体。
生体に対する傷害性のこと。毒劇法においては、毒物および毒薬が持つ、劇性よりも強く身体に悪影響を及ぼす性質のこと。
体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
シキミ酸経路を経て生合成される、C6-C3を基本骨格とした化合物の総称。フェニルプロパノイドの生合成は、フェニルアラニンが脱アミノ化されてケイ皮酸が生成されるところから始まる。チロシンからも生成される。リグニンやクマリン、バニリンなど。高等植物において、フェニルアラニンを出発物質とするフェニルプロパノイド生合成系は、アントシアニン類などの色素、フィトアレキシンなどの植物病原体に対する防御物質なで多数の生理活性物質の生合成系路であり、この経路の産生物質は、植物由来の医薬品として…
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