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サラゾスルファピリジンの商品名(ファイザー株式会社)。
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大腸粘膜にびらんや潰瘍ができ、腹痛や下血を伴う下痢を起こす原因不明の難病。2017年における患者数は国内20万人と推定され、クローン病と同様に増悪、寛解を繰り返し、治癒がない疾患とされる。ストレスが一因とされる。治療薬はサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)やメサラジン(ペンタサ)、シクロスポリンなど。手術治療では大腸を全て取り除き、小腸の断端に便を貯める機能を持たせる。
関節リウマチの治療薬。スルファサラジンとも。商品名はアザルフィジン。T細胞とマクロファージからのサイトカイン(IL-1、IL-2、IL-6)産生を抑制し、さらに、滑膜細胞の活性化や炎症性細胞の浸潤、多形核白血球の活性酸素産生を抑制する。効果発現が1~2ヶ月と抗リウマチ薬の中では比較的早い。副作用には胃腸障害や発熱が多い。非常に激しい皮疹、肝機能障害、白血球減少が起こることがある。
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