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日焼け(サンバーン)の後に起こる、皮膚中のメラノサイトの働きが活発になった結果皮膚が黒くなる現象。*1
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体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
皮膚の基底層に存在する、メラニンを合成する細胞。メラニン色素産生細胞やメラニン細胞とも呼ばれる。メラノソームと呼ばれる細胞小器官を持ち、その中に存在するチロシナーゼなどのメラニン合成酵素の働きによってメラニンを生成する。メラノサイトはユーメラニンとフェオメラニンの両方を合成できる。どちらを合成するかはメラノサイト内のcAMP濃度に依存する。cAMP濃度が高い場合はユーメラニン、低い場合はフェオメラニンが合成される。メラノサイト内のcAMP濃度はα-MSH、アグーチシグナリング…
日光に含まれるUVB以下の波長の紫外線が原因となる皮膚の炎症。サンバーンとも。紫外線を浴びた約1時間後から皮膚が赤くなり、真皮の血管が拡張することによる熱を感じる。数日後にメラニンの生成が起こり皮膚が黒くなる(サンタン)。強い日焼けの場合は皮膚が荒れて剥がれ落ちる。
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