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シャルガフの経験則(Chargaff's rules)

エルヴィン・シャルガフ(Erwin Chargaff)によるDNAの分析から得られた以下の法則のこと。シャルガフ則やシャルガフの法則とも呼ばれる。*1

  1. 生物の種類に関係なく、DNAに含まれる核酸塩基プリン塩基アデニングアニン)の数およびピリミジン塩基シトシンチミン)の数が等しいこと(Aの数=Gの数、Cの数=Tの数)
  2. 生物の種類によって、プリン塩基の数とピリミジン塩基の数の比率が異なること

シャルガフの経験則とDNAX線解析から、DNAの二重螺旋構造が予測された。*2

*1PHP研究所 竹内薫 丸山篤史 白くて眠れなくなる遺伝子(2016/1/5)
*2福岡大学 理学部 機能生物科学研究室 核酸の構造: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/nuclacid.htm

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このページの最終更新日時: 2018-03-31 (土) 18:29:25