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健康被害が大きく院内感染の原因菌の大部分を占める以下の6種の病原菌。抗菌薬から逃れる(escape)という意味を含む。-エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)-黄色ブドウ球菌、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)-肺炎桿菌、クレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)-アシネトバクター・バウマニ(Acinetobacter baumannii)-緑膿菌、シュードモナス・エルギ…
シュードモナス科シュードモナス属の偏性好気性でグラム陰性の桿菌。水まわりなど様々な自然環境に存在する。健常者には通常、病原性を示さないが、日和見感染や院内感染の原因となる。シュードモナス・エルギノーサとも。活性酸素や活性窒素、複数の抗生物質などに耐性を持つ多剤耐性緑膿菌の発生が確認されている。o-アセトアミノフェノンを産生し、甘酸っぱい特有の強い臭気を発する。-シュードモナス・フルオレッセンス-シュードモナス・プチダ
グラム陰性の病原菌に対して強い生育阻害活性を示す有機化合物。大腸菌(エシェリヒア・コリ)や緑膿菌(シュードモナス・エルギノーサ)、肺炎桿菌(クレブシエラ・ニューモニエ)、アシネトバクター・バウマニなどに作用することが知られている。グラム陽性菌や腸内細菌叢のグラム陰性菌であるバクテロイデス属には活性を持ず、ヒト由来細胞株にも毒性を示さない。BamAと結合し、そのフォールディング活性を低下させることが確認されている。
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