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ジアシルグリセロールキナーゼ(diacylglycerol kinase : DGK)

ジアシルグリセロールリン酸化して、ホスファチジン酸に変換する反応を触媒するキナーゼホスファチジルイノシトール代謝回転に関わる。10種類以上のサブタイプが存在する。*1*2

ジアシルグリセロール量を減少させることで間接的にプロテインキナーゼCなどの活性を制御する。また、DGKの活性に細胞カルシウム濃度上昇とプロテインキナーゼCの活性化が関与していることが知られている。

多くの細胞でDGKの複数種のアイソフォームが共存することが報告されている。

*1脳におけるジアシルグリセロールキナーゼの機能 白井康仁: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2015/03/86-04-17.pdf
*2受容体刺激を介したジアシルグリセロールキナーゼの動態 野部裕美 文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科: https://www.u-bunkyo.ac.jp/center/library/image/p27-36.pdf

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このページの最終更新日時: 2020-05-04 (月) 09:30:25