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炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー（Friedrich Wöhler）によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛（石墨）-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:

ジアモルヒネの商品名。

ケシの実の乳液を固めたアヘンから精製される有機化合物。オピエートのひとつ。1806年 Serturner がアヘンの水溶液にアンモニアを加え放置したところ無色の結晶が得られた。この結晶は、アヘンと同じ麻酔作用が確認されモルヒネと名付けられた。オピオイド受容体に結合して鎮痛作用を発揮するオピオイドのひとつ。アンタゴニストにナロキソンがある。細胞内のcAMPを減少させたり、神経末端のカルシウムチャネルを閉じて痛みの伝搬を遮断する。ドーパミン神経を活性化することによる依存症や便秘、…

法律用語では「麻薬及び向精神薬取締法」の対象となる薬物のこと。医学用語では鎮痛作用を持つ化合物（医療用麻薬）を指す。オピオイド鎮痛薬とも呼ばれる。がんに使う鎮痛剤を「麻薬」とひと括りにするのは色々な意味で問題があるということになります。そこで我々医療者は、モルヒネなどがんの痛みに使う鎮痛剤の仲間を物質名の総称である「オピオイド」という言葉を使って呼んでいます。この言い方であれば巷で言ういわゆる“麻薬”は含みませんし、類似の物質で麻薬指定ではない薬剤は含むことができるからです。

未熟なケシの実から採取され、鎮痛薬として用いられたもの。漢字では阿片。主成分はモルヒネ。アヘンの様な作用を示すものをオピエートと呼ぶ。

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