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2つのアリル基が硫黄原子によって結合する構造を持つ含硫化合物。硫黄原子の数によって以下のように分類される。-硫化アリル(ジアリルモノスルフィド)-二硫化アリル(ジアリルジスルフィド)-三硫化アリル(ジアリルトリスルフィド)-四硫化アリル(ジアリルテトラスルフィド)
ニンニクやニラに含まれるポリスルフィド。2つのアリル基が3つの硫黄原子によって結合する構造を持つ。ジアリルトリスルフィドとも。ニンニクにおいて、二硫化アリルと同様に休眠打破作用を持つことが報告されている。また、他のニンニク由来のポリスルフィドよりもグルタチオン-S-トランスフェラーゼの誘導活性が強い。がん細胞に対し、微小管の重合を抑制して細胞周期をM期で停止させること、カスパーゼ3を活性化してアポトーシスを誘導することが確認されており、がんの予防に有効であるとされる。
ユリ科ネギ属の野菜のひとつ。多年草。代表的な栄養成分は硫化アリル、β-カロテン、ビタミンE、カリウム、食物繊維。漢字では韮。生薬としては滋血潤腸湯に配合される。含硫化合物である硫化アリル(ジアリルモノスルフィド)や二硫化アリル(ジアリルジスルフィド)、三硫化アリル(ジアリルトリスルフィド)を含む。
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