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2つのカルボキシル基をもつカルボン酸。
リンゴ酸や2-オキソグルタル酸、グルタミン酸など。*1
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酸味があるジカルボン酸。分子式は C4H6O5 クエン酸回路においてフマル酸ヒドラターゼによってフマル酸と水から生成される。また、オキサロ酢酸からリンゴ酸デヒドロゲナーゼに触媒されて生成される。ピルビン酸の前駆体。ヒトや土壌微生物が分解でき、食品添加物に利用されている。また、化粧品のpH調整剤として使用される。糖新生に必要なNADH2+の供給源となる。タグ:
興奮性アミノ酸のひとつ。Gluとも表記される。中枢神経系において主要な興奮性神経伝達物質で、脳の70%の神経細胞が神経伝達物質として用いる。記憶や学習などに重要な役割を果たす。情報伝達の役割を終えたグルタミン酸は主にアストロサイトに取り込まれ、グルタミン合成酵素によりグルタミンに変換されてアストロサイト外に放出される。その後シナプス前終末に取り込まれてグルタミン酸に変換され、再度シナプス小胞に蓄えられる。一方、グルタミン酸が過剰に増えると、興奮毒性と呼ばれる神経細胞障害作用が…
ベタレインの基本骨格となるジカルボン酸。ドーパジオキシゲナーゼによるL-ドーパの酸化によって生成される。
ジカルボン酸のひとつ。2-ナフトエ酸の誘導体。エンボン酸とも。
ジカルボン酸のひとつ。琥珀を蒸留した際に得られたことから名付けられた。容易に水分子を失って無水コハク酸となる。貝類や清酒の旨味成分であり、大腸がんや胃がんなどのがん細胞の増殖を抑制する効果が報告されている。クエン酸回路の中間代謝産物であり、コハク酸デヒドロゲナーゼによって酸化されフマル酸となる。また、スクシニルCoAがスクシニルCoAシンテターゼによって分解されることでも生じる。この際にGDPからGTPが生み出される。工業的には無水マレイン酸の水素添加によって生成される。
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