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2個のヌクレオチドが結合した化合物。
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長寿に関わるとされるサーチュインを活性化するNADの合成に必要なヌクレオチド。ニコチン酸モノヌクレオチドとも。体内では腎臓の尿細管で主に産生されており、その産生が減ると糸球体の足細胞の機能にも異常が起こる。糖尿病の治療において、タンパク尿の段階に投与することで糖尿病性腎症の進行を抑制できる可能性が報告されている。動物を用いた研究では、NMNの投与によって様々な臓器に存在するニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)が増加し、加齢に伴って生じる疾病が抑えられることが確認され…
DNAに存在する、シトシンとグアニンがホスホジエステル結合で結合した塩基配列(ジヌクレオチド)。CpGが多く存在する領域をCpGアイランドと呼ぶ。哺乳類のDNAのメチル化の多くはCpGで起こる。細菌のゲノムDNAにはメチル化されていないCpG配列がある頻度で繰り返されており、これはTLR9を介して免疫を活性化する。哺乳類のゲノムDNAではCpG配列の頻度が少ない上に高頻度にメチル化されているため免疫賦活作用はない。一部のDNAウイルスにもCpG配列が存在している。例えば、HS…
2つのヌクレオチドからのプライマー(RNAプライマー)となるジヌクレオチドの合成を触媒する酵素。DNAプライマーゼとも。スフィンゴシンによって阻害される。タグ:
2種類以上の元素、ある一定の質量比で化学結合によって結びついた物質。その物質の作られ方によらず、含まれる元素の割合は常に同じとなる。以下の2つに分類されるが、これは学問(化学)として考える上での都合が良いことが理由とされる。-有機化合物-無機化合物両者を区別しているのは、化学を考える上でわかりやすいという便宜的な理由からです。多くの炭素化合物の構造や性質は、その中で互いに比較しながら考えるほうがわかりやすいので、これらを有機化合物として、有機化学の対象とされています。一方、例…
リン酸と糖(リボースまたはデオキシリボース)と塩基からなる有機化合物。糖としてリボースを含むものをリボヌクレオチドと呼ばれ、デオキシリボースを含むものはデオキシリボヌクレオチドと呼ばれる。リボヌクレオチドはRNAの構成単位となり、デオキシリボヌクレオチドはDNAの構成単位となる。リン酸を持たないものはヌクレオシドと呼ばれる。ホスホジエステル結合によってヌクレオチドが複数つながることで、鎖状構造が形成される。結合している核酸塩基と糖の種類によって以下のように分類される。 核酸塩…
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