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ジパルミトイルレシチンを参照。
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哺乳類の肺胞表面に分泌される、リン脂質とタンパク質の複合体。呼吸を正常に行うための界面活性剤。また、病原体に対する免疫作用を持つ。Ⅱ型肺胞上皮細胞が分泌し、そのラメラ小体に貯蔵されている。肺サーファクタントの不足は呼吸窮迫症候群の原因となる。その90%はリン脂質であり、主にレシチン(ホスファチジルコリン)とジパルミトイルレシチン(ジパルミトイルホスファチジルコリン)が占める。少量のホスファチジルグリセロールやパルミチン酸も含まれるとされる。肺サーファクタントのタンパク質は以下…
レシチンに2つのパルミチン酸がエステル結合した誘導体。ジパルミトイルホスファチジルコリンとも。肺サーファクタントに含まれるリン脂質のひとつ。肺表面の表面張力をほぼ 0 にしている。肺以外の組織の細胞膜にはほとんど含まれない。
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