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ある化合物に2つの水素原子が結合した誘導体。
例えば、ピリジンのジヒドロ体はジヒドロピリジンである。
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放線菌(ストレプトマイセス・アベルメクチニウス)が生産する、大環状ラクトンと3分子の2,6-ジデオキシ-L-アラビノースが縮合した配糖体。抗寄生虫薬の有効成分。エバーメクチンとも。ジヒドロ体はイベルメクチン。エバーメクチンとも。オンコセルカ症やフィラリアなどの感染症に有効。
寄生虫駆虫作用を持つ16員環マクロライド系抗生物質。フィラリア、オンコセルカ症、糞線虫症、疥癬などに対する治療薬。アベルメクチンのジヒドロ体。商品名はストロメクトールやメクチザン。構造の異なる2種類(イベルメクチンB1a、イベルメクチンB1b)が存在する。無脊椎動物の神経および筋細胞に存在するグルタミン酸作動性塩素チャネルに選択的に結合し、塩素イオンに対する細胞膜の透過性を上昇させて寄生虫に麻痺を起こして死滅させる。RNAウイルスに対する抗ウイルス活性を有し、SARS-CoV…
フラボノールのひとつ。ケルセチンの2、3位に水素原子が結合したジヒドロ体。ジヒドロケルセチンとも。イチゴやアザミ、シベリアカラマツなどに含まれる。マウスへの投与実験では、アミロイドβの産生、炎症、活性酸素などを抑制することが報告されており、これによって認知機能低下を防ぐ可能性が示唆されている。
カプシコニエイトのジヒドロ体。
ピリジンの誘導体(ジヒドロ体)。カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系)の骨格となる。
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