ステロイド離脱症候群(steroid withdrawal syndrome) †
体外からのステロイドの投与が長期間続いた後に、そのステロイドの投与を止めることで起こる離脱症状。倦怠感、吐き気、頭痛、血圧低下など。致命的な症状が現れる恐れがある。
本来体内で産生されるステロイドが不足することが原因となる。通常、プレドニゾロン換算で2.5~5mgが体内で分泌されているが、体外からのステロイド投与によってこれは減少する。*1
長期間ステロイドを服用していると,副腎は萎縮してステロイドをつくる力が弱くなってしまいます。この状態でステロイドを急にやめてしまうと,本来,副腎からつくられるステロイドがないために,低血糖,ショック,下痢,発熱などの命にかかわる症状が起こる可能性があります。*2
*1東京女子医科大学病院 腎臓内科 ステロイド治療: http://www.twmu.ac.jp/NEP/steroid.html
*2東京医科大学八王子医療センター ステロイド (副腎皮質ホルモン)の飲み薬について: http://hachioji.tokyo-med.ac.jp/division/all/oral_medicine_of_the_adrenocortical_hormone.pdf
*2東京医科大学八王子医療センター ステロイド (副腎皮質ホルモン)の飲み薬について: http://hachioji.tokyo-med.ac.jp/division/all/oral_medicine_of_the_adrenocortical_hormone.pdf
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このページの最終更新日時: 2018-09-09 (日) 11:22:31