最近更新された用語
ソブリヌス菌を参照。
関連する用語
整腸作用を有する難消化性オリゴ糖。スクロースにガラクトースが結合した三糖類。乳果オリゴ糖や4G-β-D-ガラクトシルスクロースとも。妊婦に対する便通改善作用が報告されている。また、腸管におけるカルシウム吸収促進効果が確認されている。口腔内の細菌であるストレプトコッカス・ソブリヌスのβ-ガラクトシダーゼによって分解される。タグ:
虫歯菌のひとつである、ストレプトコッカス属のレンサ球菌。学名はストレプトコッカス・ソブリヌス。グルコシルトランスフェラーゼを持ち、スクロースを分解して得られるグルコースを結合させて非水溶性のグルカンを合成する。ソブリヌス菌は口腔に単独で存在することは稀で、ミュータンス菌と共存していることが報告されている。さらに、この共存によって虫歯の発症を促進しているとされる。ミュータンス菌とは糖の代謝経路が異なることが知られている。また、ミュータンス菌と異なり形質転換ができないため、遺伝子…
以下の2つの意味がある虫歯菌や歯周病菌などの細菌の塊(バイオフィルム)。食べかすとは異なる。歯垢やデンタルプラークとも呼ばれる。70〜80%が水分、20〜30%が細菌や様々な化学物質からなる固形成分。1gのプラークに約2500億の細菌が存在するとされる。時間が経つと唾液に含まれるカルシウムなどと結合して歯石に変化する。歯肉縁上と歯肉縁下でプラークを構成する細菌の種類が異なる。口腔細菌の主な生息部位であるプラークは典型的なバイオフィルムで、歯肉縁上および歯肉縁下プラークに分けら…
口腔に生息し、糖質を発酵して歯のエナメル質を溶かす酸(乳酸など)やプラーク(歯垢)を発生させる細菌。代表的な虫歯菌はミュータンス菌。グルコースやスクロース、マルトースが利用される。-ストレプトコッカス属--ミュータンス菌(ストレプトコッカス・ミュータンス)--ソブリヌス菌(ストレプトコッカス・ソブリヌス)--ストレプトコッカス・サングイニス--ストレプトコッカス・ミティス-ゴルドニ菌-サリバリウス菌バイオフィルムと呼ばれる菌の集合体を形成してプラークとなる。この虫歯菌がバイオ…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。