最近更新された用語
細胞内に鞭毛を隠し持ち、螺旋状の菌体をくねらせながら泳ぐ特殊な細菌のグループ。*1
関連する用語
節足動物門ダニ目マダニ類マダニ科のダニ。国内には47種が生息するとされる。複数の感染症を媒介する有害なダニ。重症熱性血小板減少症候群の原因となるSFTSウイルスを持つ場合がある。リケッチア症(日本紅斑熱)、ライム病、回帰熱などの原因ともなる。咬まれた場合、無理やり引き抜こうとすると頭部のみが残り感染症の原因となる恐れがある。-日本紅斑熱(リケッチア)-Q熱(リケッチア)-ライム病(スピロヘータ)-野兎病(フランシセラ・ツラレンシス)-重症熱性血小板減少症候群(フレボウイルス)…
スピロヘータ目レプトスピラ科に属するグラム陰性細菌の属。一部はレプトスピラ症の原因となる。保菌しているネズミ、イヌ、家畜などの哺乳動物の尿から排泄され、土壌や水を数週間に汚染する。肝細胞間に侵入し、細胞間結合を破壊して毛細胆管を消失させ、胆汁排泄障害によって黄疸を引き起こす。
細胞が持つ移動のための細長い器官。長くて数は少ない。真核生物の鞭毛と原核細胞のそれとは構造的にも機能的にも全く異なっており、原核細胞(細菌)が持つ鞭毛は「べん毛」と表記して区別される場合がある。大腸菌やサルモネラ菌では左巻き螺旋のべん毛を数本持ち、直線的に泳ぐ時はそれらを束にしてべん毛モーターによって回転させる。
ライム病の原因となるボレリア属のスピロヘータ。約7μm/sの速度で水中を泳ぐ。
マダニを媒介するスピロヘータ科ボレリア属の細菌(ライム病ボレリア、ボレリア・ブルグドルフェリ)による4類感染症。北海道や青森、全国の山岳地帯に多い。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。