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サラゾスルファピリジンを参照。
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エイズなど免疫不全や免疫抑制剤の使用による免疫低下に伴うびまん性の間質性肺炎。ニューモシスチス・イロヴェチ(Pneumocystis jirovecii)が原因。以前はカリニ肺炎と呼ばれたことがあったが、この名称は誤りとされる。ニューモシスチス・イロヴェチ自身は組織障害性が低いが、これに対する宿主の免疫反応が組織障害の原因となる。自覚症状は主に発熱、乾性咳嗽、呼吸困難の3つ。第一選択薬はST合剤、第二選択薬はペンタミジン。サラゾスルファピリジン(スルファサラジン)がニューモシ…
関節リウマチの治療薬。スルファサラジンとも。商品名はアザルフィジン。T細胞とマクロファージからのサイトカイン(IL-1、IL-2、IL-6)産生を抑制し、さらに、滑膜細胞の活性化や炎症性細胞の浸潤、多形核白血球の活性酸素産生を抑制する。効果発現が1~2ヶ月と抗リウマチ薬の中では比較的早い。副作用には胃腸障害や発熱が多い。非常に激しい皮疹、肝機能障害、白血球減少が起こることがある。
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