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スルホン酸が持つ官能基。-SO3H
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アミノ酸のひとつ。システインのチオール基がスルホ基に変わった構造を持つ。毛髪の毛先は、根元よりシステインおよびシスチン含量が少なく、システイン酸が多いことが確認されている。これは毛先が受ける損傷によって酸化が進行したことを示唆している。毛髪のケラチンを構成するシステインのジスルフィド結合が、ブリーチ施術によって酸化してシステイン酸が生じることが知られている。
エタノールの水素原子ひとつがスルホ基に置換された有機化合物。2-ヒドロキシエタンスルホン酸とも。イセチオン酸のナトリウム塩は界面活性剤原料や繊維改質剤、有機合成原料、医薬部外品(化粧品)添加物などに使用される。
トルエンにスルホ基が結合した芳香族化合物。
ベンゼンにスルホ基が結合した誘導体。ベシル酸とも。ベンゼンと硫酸とが反応することによって生じる。強い吸湿性を持つ。
有機化合物の特徴を決める原子団のひとつ。化学反応の特性に注目した場合の原子団の分類。「官能」は「生物の諸器官の機能」を意味する。場合によっては置換基と同じ意味で使われる。官能基は物質の化学的属性(chemical profile)や化学反応性に着目した概念で、官能基というときにはそれぞれに固有の物性や化学反応性が想定されている。言い換えれば、官能基は化合物に特定の化学的な性質を与える役割を果たす。よって置換基と違い、副鎖として炭素骨格と一体化してしまう炭化水素基は含まないこと…
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