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セサミノールトリグルコシド(sesaminol triglucoside : STG)

セサミノールに3つのが結合した配糖体。ゴマの種子に含まれるセサミノールの多くがセサミノールトリグルコシドとして存在する。*1

セサミノールトリグルコシドの化学構造

糖鎖にはβ-1,2結合?β-1,6結合の両方が含まれている難消化性であり、消化液腸内細菌にほとんど分解されることなく排出されると考えられている。β-1,2結合?を優先的に分解する特殊なβ-グルコシダーゼ(STG分解酵素、PSTG)によって分解される。*2

*1ゴマの品種・系統におけるセサミノールトリグ ゴマの品種・系統におけるセサミノールトリグ セサミノールトリグルコシドの分析 加藤晶子 大潟直樹 山口雅篤: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsproc/240/0/240_108/_pdf/-char/ja
*2東北大学大学院工学研究科 ゴマの健康成分セサミノールの生産につながる新しい酵素の発見: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20130411_01.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-03-10 (日) 06:46:13