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精細管に存在し、精子細胞から精子を形成する大型の細胞。*1
関連する用語
隣接するセルトリ細胞間に形成される、密着結合帯からなる仕切り。精細胞を基底側と管腔側の区画に分ける。血液精巣関門より管腔側にある精細胞は、血液由来の代謝物や有害物質の作用から保護され、精子形成に適した微小環境で維持される。タグ:
TGF-βスーパーファミリーに属する二量体糖タンパク質。発育過程にある卵胞(前胞状卵胞)や、精巣のセルトリ細胞から分泌され、ミュラー管の退縮と男性の生殖器の形成に関わる。女性において、その分泌は思春期後に高値となり閉経で検出不可能となるまで加齢とともに減少する。卵巣の予備能(卵巣内の卵の数)を反映するとされる。タグ:
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
TGF-βファミリーに属する糖タンパク質。インヒビンAとインヒビンBの2種類がある。顆粒膜細胞や黄体細胞、莢膜細胞、胎盤、精巣(セルトリ細胞、ライディッヒ細胞)などに存在する。
男性(オス)が持つ生殖細胞。前駆体は球形の精子細胞。精液全体の1〜5%を占める。ヒトでは約1〜3億個。体深部の温度では相同染色体を精子に分配する減数分裂ができずに細胞死を起こすため、体外に出た陰嚢内の精巣で作られる。先端にはアクロソームと呼ばれる袋状の細胞小器官が存在し、この内部に受精に必要なタンパク質(酵素)が含まれる。精子の尾の部分の鞭毛は、その付け根に存在するミトコンドリアが生み出すエネルギーによって動く。受精の場である卵管膨大部に到達できる数は数百個程度。その内の1つ…
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