最近更新された用語
ソマトスタチンが異常に分泌される機能性NET。症状は糖尿病、脂肪便、胆石。*1
関連する用語
血液中のブドウ糖(グルコース)を調整するインスリンを分泌するβ細胞の異常や、インスリンが自体が効きにくくなることによって血糖が増え、血糖値が上がる病気。血液中のブドウ糖が尿に漏れ出る(糖尿が出る)ことからその名前が付けられた。糖尿病の患者数は国内に約1000万人ほどと言われている。初期には自覚症状はほとんどないが、合併症を引き起こす可能性の高い危険な疾患。糖尿が出た時点で糖尿病はかなり進行していると考えられる。血液中のグルコースがうまく消費されず、代わりに脂肪が消費されるため…
神経内分泌腫瘍(NET)のうち、ホルモンを産生する細胞から発生して、そのホルモン分泌機能に異常を引き起こすものの総称。-インスリノーマ-ガストリノーマ-グルカゴノーマ-VIPオーマ-ソマトスタチノーマ-カルチノイド症候群
胆嚢や胆管にできる、胆汁中の成分が固まってできる結石。胆石ができる症状を胆石症と呼ぶ。多くは胆嚢の中で石となる(胆嚢内結石)が、稀に肝内胆管(肝内胆管結石)や総胆管(総胆管結石)にできる。胆石が原因で細菌感染による胆嚢炎を発症する場合がある。逆に石があっても全く症状が出ない場合もある。(サイレントストーン)脂肪の蓄積によって胆石ができやすくなることが確認されている。メタボリックシンドロームにおいて、肝臓に脂肪が蓄積することにより肝臓内の一部の血流が減少すると、肝細胞における酸…
14個または28個のアミノ酸が結合したペプチドホルモン。主に脳下垂体やランゲルハンス島、腸管の神経内分泌細胞で産生および分泌される。ホルモンの生産や細胞の増殖に関わる。ソマトスタチン受容体のリガンド。ソマトスタチンのアナログは、腫瘍に発現するソマトスタチン受容体に対する分子標的薬となる。
薄黄色のクリーム状で水に浮く、悪臭を伴う便。膵臓の障害(慢性膵炎など)によって膵液に含まれる脂肪とタンパク質を分解する消化酵素の分泌量が低下することや暴食による消化不良が原因。一番多いのは、脂肪分の多い食べ物を食べ過ぎた場合に、消化不良で脂肪便になるということがあります。あとは、脂肪が消化されない場合です。脂肪を消化する酵素、いわゆるリパーゼとか、膵臓の酵素なのですけれども、そういうものが出にくくなっているときに脂肪便などがあります。長期間脂肪便が出る場合は銅が欠乏する恐れが…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。