健康用語WEB事典

タンニン酸(tannic acid)

タンニンの一種。抗作用を持つ有機化合物。五倍子や没食子に含まれる。*1

タンニン酸の化学構造

カフェインと反応して沈澱する。*2

歯周病の原因となるポルフィロモナス・ジンジバリスが頬の粘膜に付着するのを防ぐ作用を持つ。*3

ALTA療法に用いられるジオンの有効成分であり、硫酸アルミニウムカリウムによる過度な炎症を抑制し、組織障害を防ぐ。*4

*1九州大学学術情報リポジトリ 植物成分を利用する抗菌性綿布 : タンニン酸結合綿布の抗菌作用: https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/21105/p153.pdf
*2CiNii 論文 -  4. タンニン酸の局在と産生 : I タンニン酸局在の証明 (組織化学的方法論): http://ci.nii.ac.jp/naid/110003156371
*3KAKEN — 研究課題をさがす | タンニン酸によるヒド頬粘膜上皮細胞へのP. gingivalisの付着抑制作用 (KAKENHI-PROJECT-07771794): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-07771794/
*4日帰り痔の治療(ジオン注射)のことなら、千葉市稲毛区の千葉北佐々木クリニックへ: https://www.chibakita-sasakiclinic.com/alta/

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このページの最終更新日時: 2019-09-15 (日) 08:22:21