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大豆イソフラボンのひとつ。ダイゼインの配糖体。*1
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大豆イソフラボンのダイゼインが腸内細菌よって代謝され、ジヒドロダイゼインを経て生成される有機化合物。エコールとも。イソフラボンよりもエストロゲンとしての活性が強い。エクオール濃度が高いヒトほど血液中のコレステロールおよびトリグリセリドの低下効果が顕著であったことが報告されている。がん(乳がん、卵巣がん、前立腺がん)や閉経後の骨粗鬆症の予防、脂質代謝の改善などの作用がイソフラボンそのものよりも高いことが報告されている。体内でエクオールを産生できるかどうかは個人の腸内細菌の状態に…
糖と糖以外の化合物が結合してできる化合物の総称。グリコシドとも呼ばれる。配糖体を構成する糖ではない部分(配糖体からグリコシル基を除いた部分)をアグリコンと呼ぶ。最も単純な配糖体はO-メチルグルコース。糖が結合した化合物は水に溶けやすくなったり、元の化合物より安定性が増大したりといった利点がある。糖とアグリコンの結合の仕方によって以下のように分類される。-O-配糖体(可逆的な配糖体)-C-配糖体(非可逆的な配糖体)
大豆イソフラボンのひとつ。配糖体はダイジンやプエラリン。腸内細菌によってジヒドロダイゼインを経てエクオールに代謝される。
大豆(大豆胚芽)に多く含まれる複数のフラボノイドの総称。ファイトエストロゲンのひとつ。乾燥大豆1粒あたり0.2~0.3%程度含まれる。化学構造が女性ホルモンのエストロゲンに似ているため、エストロゲン様の作用を持つ。骨粗鬆症の予防や更年期障害の軽減、がんの予防などに有用とされる。豆腐や納豆などの大豆製品に含まれる「イソフラボン」には、乳がんや前立腺がんを防ぐ効果があり、イソフラボンの摂取が多い人では発症が少ないとのデータもあります。欧米に比べて日本人にこれらのがんが少ない理由の…
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