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チアゾフリン(tiazofurin)

イノシン酸デヒドロゲナーゼ活性を阻害する作用を持つリボース誘導体抗がん剤として用いられ、急性骨髄性白血病T細胞急性リンパ性白血病などに有効とされる。*1*2

チアゾフリンの化学構造

細胞内でNAD誘導体であるチアゾール-4-カルボキサミドアデニンジヌクレオチド?同化されることで抗腫瘍活性を示す。*3

*1プリン・ピリミジン代謝 第13巻 第2号 白血病細胞におけるIMP脱水素酵素 山田裕一 後藤治子 小笠原信明 棗田豊 George Weber: https://www.jstage.jst.go.jp/article/gnam1989/13/2/13_120/_pdf
*2兵庫医療大学薬学部 ヌクレオチドの代謝: http://www2.huhs.ac.jp/~h990002t/resources/downloard/14/14biochem2/01metabolism14v1.pdf
*3Tiazofurin | C9H12N2O5S - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/Tiazofurin

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このページの最終更新日時: 2020-05-20 (水) 09:53:22