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デオキシチミジンを参照。
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チミジンを基質とするホスホリラーゼ。腫瘍の血管新生や浸潤、転移と関連があることが知られている。血管新生因子のひとつであるPD-ECGF(血小板由来血管内皮細胞増殖因子)と同一の分子であることが確認されている。チミジンホスホリラーゼは、NADPHの細胞内レベルを高めることで活性酸素の産生を増加させる。これによって産生された活性酸素はNF-κBを活性化し、IL-8のプロモーター活性を高めてIL-8の発現を亢進する。
NRTIとなるチミジンのアナログ。HIVウイルスの増殖を阻害し、エイズ発症までの期間や生存期間を延長する。スタブジンとも。
チミジンに3つのリン酸が結合した有機化合物。塩基としてチミンを持つヌクレオシド三リン酸。m5UTPと表記される。「チミジン三リン酸」はデオキシチミジン三リン酸(dTTP)を指すためこのように呼ばれる。
デオキシリボースを成分として含むヌクレオシド。これにリン酸が結合するとDNAを構成するデオキシリボヌクレオチドとなる。-デオキシアデノシン-デオキシグアノシン-デオキシシチジン-デオキシチミジン(チミジン)-デオキシウリジン
デオキシリボヌクレオシドのひとつ。塩基としてチミンを持つ。チミジンとも呼ばれる。これにリン酸が結合したデオキシチミジン一リン酸(dTMP)は、DNAを構成する単量体となる。
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