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大麻に含まれる有機化合物のひとつ。誘導体にテトラヒドロカンナビノールがある。

大麻に含まれるカンナビノイドのひとつ。テトラヒドロカンナビノールと異なり幻覚作用を持たず、抗痙攣作用や抗不安作用を持つ。同時に複数種類のシトクロムP450（CYP1A1、CYP1A2、CYP1B1、CYP2B6、CYP2D6、CYP3A4、CYP3A5）を強く阻害する。

60種以上のカンナビノイドを含む植物。マリファナとも。テトラヒドロカンナビノールやカンナビジオール、カンナビノールを主な成分とする。テトラヒドロカンナビノールは幻覚の主な原因となる。

テトラヒドロカンナビノールを参照。

大麻（アサ、マリファナ）が含む多数の生理活性物質の総称。大麻の幻覚成分はΔ9-テトラヒドロカンナビノール。大脳皮質の神経に悪影響を及ぼす確認されている。大麻を摂取すると必要な神経のシナプスが刈り込まれ、神経回路の破綻を来すことが報告されている。脳には本来、カンナビノイドの受容体が存在し、必要な調整を行なっているとされる。体内で産生されるカンナビノイドは内因性カンナビノイドと呼ばれる。しかし、もともと脳の中にはカンナビノイド受容体に作用する物質が存在し、シナプス伝達を調節するな…

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