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デキサメタゾンとプロピオン酸とのエステル。血管収縮や抗炎症作用を持つ有機化合物。商品名はメサデルム。

デキサメタゾンの商品名（日医工株式会社）。タグ:

ベクロメタゾンとプロピオン酸のエステル。強力な抗炎症作用を持つステロイド（グルココルチコイド）。プロピオン酸ベクロメタゾンとも呼ばれる。分子式は C28H37ClO7アレルギー性鼻炎および血管運動性鼻炎に対する点鼻薬の有効成分。商品名はコンタック鼻炎スプレー、パブロン鼻炎アタックなど。消化管のGVH病（移植片対宿主病）を抑制するためにも使用される。プロピオン酸ベクロメタゾン（beclomethasone dipropionate: BDP）は，腸粘膜から吸収されたのち速やかに…

4つの炭素環がつながった化学構造（ステロイド骨格）を持つ有機化合物の総称。主に副腎皮質で産生される脂質。ステロイドホルモンのことを指す場合が多い。体内で生合成されるステロイドは、コレステロールや胆汁酸、ステロイドホルモン、ビタミンDなど。体内の全てのステロイドはコレステロールから合成される。A環の3位にヒドロキシ基（-OH）が結合したものをステロールと呼ぶ。ステロイドは、細胞膜を通過後、細胞質のグルココルチコイド受容体に結合する。抗炎症作用を持つため、医薬品として使用されるも…

グルココルチコイドのひとつ。もうひとつのグルココルチコイドであるコルチゾンの11位のケトン基がヒドロキシ化された構造を持つためヒドロコルチゾンとも呼ばれる。起床時に多く分泌され、就寝時には分泌量が減少する。ストレスによって分泌量が増加するストレスホルモンでもある。血圧を上昇させる。セロトニンを減少させる作用を持つ。ストレス（精神的・肉体的ストレスの他、飢餓、寒冷、外傷など）にさらされると、視床下部室傍核の CRH 分泌が増加し、それにより下垂体からの ACTH 分泌が増加し、…

参考文献一覧

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