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表皮のケラチノサイト同士を接着する構造体。特に有棘層で発達している。*1
関連する用語
上皮細胞の細胞間接着に関わる領域。カドヘリンがホモフィリック結合する。単層上皮細胞ではタイトジャンクションとデスモソームの間に位置する。
表皮の構成要素。角化の際にインボルクリンやロリクリンがトランスグルタミナーゼ1やスルフヒドリルオキシダーゼによって細胞膜内側に架橋される不溶性の膜。辺縁帯や周辺帯、コーニファイドセルエンベロープとも。表皮角化細胞に発現しているシンタキシン4が細胞の外へと提示されるとコーニファイドエンベロープの形成が促進される。辺縁帯は角化細胞の終末分化の過程で形成される極めて強靱な構造物である。その役割はさまざまな物理的、化学的障害から生体をまもることとされている。辺縁帯の主な構成蛋白はイン…
表皮を構成する層のひとつで、最も厚い部分。有棘細胞によって構成される。ここでは細胞が互いに棘で繋がったように見えるため有棘層と呼ばれる。この層を構成するケラチノサイトは、上層に向かうにつれて平たくなる。
ケラチノサイトが形を変えて積み重なってできる、皮膚の最も外側を構成する層。厚さ最大約0.7mm。表皮(epidermis)の厚さは平均約 0.2 mm であり,構成する細胞の95%は角化細胞である.この角化細胞は表皮の最下層で分裂し,成熟するに伴い上方の層へ移行していく.したがって,表皮は成熟段階によって異なる形態の角化細胞が層状に配列し,深部から以下のように4つに分類される.基底細胞が分裂し,娘細胞が生まれて表皮表面で脱落するまでの時間をターンオーバー時間(turnover…
消化管などの管状組織の上皮細胞において、管の内側(空間)に面した細胞膜の表面のこと。頂側膜側や管腔側、アピカール側とも呼ばれる。逆側の細胞膜の表面はバソラテラル側と呼ばれる。細胞接着に関わるタイトジャンクション、アドヘレンスジャンクション、デスモソームが存在する。
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