健康用語WEB事典

デフェンシン(defensin)

微生物活性を示す塩基性ペプチド。全ての上皮細胞が分泌する。ディフェンシンとも。*1*2*3

作用以外にも樹状細胞T細胞遊走促進、肥満細胞からのヒスタミン遊離、細胞障害性などの様々な作用を有する。

デフェンシンは、様々な微生物に対して抗作用を持つペプチドで、ヒト以外にも哺乳類や鳥類、昆虫などの生物にも存在し、自然免疫において重要な役割を果たしていると考えられている。*4

*1KAKEN — 研究課題をさがす | 気道粘膜の感染防御機構におけるヒトβデフェンシンの作用解明 (KAKENHI-PROJECT-14021089): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14021089/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | デフェンシン抗菌活性の決定因子 (KAKENHI-PROJECT-20790803): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20790803/
*3エッセンシャル免疫学 第2版|MEDSi メディカル・サイエンス・インターナショナル: http://www.medsi.co.jp/e-meneki2/
*4長崎大学大学院医学研究科新興感染症病態制御学系専攻(指導教授:河野 茂 教授) ヒト気道上皮細胞からのサイトカイン産生におけるα、βデフェンシンの作用: http://www.nagasaki-u.ac.jp/zaigaku/ronbun/ronbun0503/igaku0503/i_kou1194ronbun.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-05-16 (木) 16:00:01