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デルフィニジン(delphinidin)

天然に存在するアントシアニジンのひとつ。青色を呈する色素。分子式は C15H11O7

デルフィニジンの化学構造

デルフィニウムやロベリア、サイネリア、リンドウなどの花の青色の色素。生合成にはフラボノイド-3’,5’-水酸化酵素が必要。*1

デルフィニジンはp38の経路を介さずにERKおよびJNKの経路を介してAP-1転写活性を阻害し、TPA?誘発性細胞形質転換を抑制することが報告されている。*2

*1花き研究所:青色 | 農研機構: https://www.naro.affrc.go.jp/flower/kiso/color_mechanism/contents/blue.html
*2学位論文要旨詳細 アントシアンの癌化学予防作用の分子機構に関する研究 侯徳興: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=216550

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このページの最終更新日時: 2019-12-10 (火) 18:59:50