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クロストリジウム・ディフィシルが産生する毒素のひとつ。細胞毒で細胞骨格を破壊する。*1
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クロストリジウム属の細菌。毒素であるトキシンAおよびトキシンBを産生する。抗菌薬(抗生物質)によって腸内細菌叢が乱れた結果として腸内で増殖して下痢などの症状が現れる。場合によっては無症状であることも重症化することもある。抗菌薬関連下痢症の20~30%、偽膜性大腸炎の90%がクロストリジウム・ディフィシルによって引き起こされているとされる。引き起こされる消化管感染症の症状で最も多いのは下痢であるが、重症になるとイレウス、中毒性巨大結腸症、消化管穿孔などが認められることもある。芽…
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
細胞膜の直下や細胞中に張りめぐらされているタンパク質の繊維。細胞の形態維持や変形、分裂、細胞小器官の移動などに関わる。-アクチン線維(アクチンフィラメント)-中間径繊維(中間径フィラメント)-微小管(マイクロチュービュール)
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