健康用語WEB事典

トコトリエノール(tocotrienol)

ゴムの樹液から発見されたビタミンEの一種。トコフェロールの約50倍の抗酸化作用を持つ。その高い抗酸化作用からスーパービタミンEと呼ばれる。

トコトリエノールの基本骨格

トコトリエノールには強力な神経保護特性、抗特性、コレステロール低下特性が存在するが、このような特性はトコフェロールでは認められないことが多々ある。*1

がん活性を有し、それはG1期停止、アポトーシス誘導、抗血管新生テロメラーゼ阻害などの作用による。*2

トコトリエノールの種類

がん活性の強さは異性体間で異なり、δ、β、γ、αの順に強い。

*1http://www.palmtocotrienol.jp/database/index.html
*2こめ油成分を活用した相乗的ながん抑制効果 永塚貴弘 西田浩志 仲川清隆 宮澤陽夫: https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/17/6/17_261/_article/-char/ja/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


トコトリエノールに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



添付ファイル: filetocotrienols.png 閲覧数 401回 [詳細]

この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-01-01 (水) 10:34:18