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ビタミンB12であるコバラミンと結合し、それを輸送するタンパク質。*1
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毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
ビタミンB12と結合するトランスコバラミン。唾液に含まれる。トランスコバラミンⅠやRタンパク質とも呼ばれる。胃内で食品からペプシンの働きで遊離したビタミンB12とハプトコリンが結合する。その後、十二指腸で膵液に含まれる酵素によりハプトコリンが分解され、遊離されたビタミンB12は胃壁細胞から分泌される内因子と結合する。
ハプトコリンを参照。
回腸上皮細胞と血管内皮細胞に発現するトランスコバラミン。回腸上皮細胞内でコバラミン(ビタミンB12)と結合し、これを肝臓や骨髄へ運搬する役割を担う。
人体に必要なビタミンのひとつ。ビタミンBに分類される水溶性ビタミン。1948年に悪性貧血の特効薬として発見された。12という数字は見つかった順番ではなく、当時次々とビタミンB群が発見されていたため、番号が重ならないように余裕を持たせたため。化学名はコバラミン。以下の複数の化合物がビタミンB12に分類される。-シアノコバラミン-アデノシルコバラミン-メチルコバラミン(メコバラミン)-スルフィトコバラミン-ヒドロキソコバラミンサプリメントにはシアノコバラミンやヒドロキソコバラミン…
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