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トランス脂肪酸のこと。
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二重結合を含む分子に生じる立体異性体のひとつ(ジアステレオマー)。二重結合部分は単結合部分のように回転できないために化学的な構造の違いが生じる。マーガリンなどにはトランス型の脂肪酸であるトランス型脂肪酸が含まれる。
多価不飽和脂肪酸に水素添加を行なって、一部の不飽和結合(二重結合)を減らした脂肪酸を持つ油脂。この不飽和結合の減少によって融点が上がって溶けにくくなるため硬化油と呼ばれる。不飽和脂肪酸よりなる油脂に対して,H2の付加し この水素添加を行うと、折れ曲がったシス型脂肪酸の二重結合が変化し、直線に近い形のトランス型脂肪酸が多く生成する。この水素添加によって発生するジヒドロビタミンK1は人体に有害であることが確認されている。大豆油やカノーラ油はビタミンK1(フィロキノン)を多く含んで…
シス型の脂肪酸が主である不飽和脂肪酸に水素添加を行なった加工油(硬化油)に含まれる、化学構造が変化した脂肪酸。トランス型脂肪酸とも呼ばれる。牛や羊由来の肉や脂質には、それらの動物が持つ酵素によってトランス脂肪酸(主にバクセン酸)が作られるため、天然で含まれる場合がある。牛や羊などの反芻(はんすう)動物では、胃の中の微生物の働きによってトランス脂肪酸が作られるため、牛肉や羊肉、牛乳や乳製品の中には微量のトランス脂肪酸が含まれます。以下のような脂質の加工製品に含まれている。食品名…
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