最近更新された用語
全トランス型レチノイン酸を参照。
関連する用語
30歳以降の女性の顔にできやすい左右対称の茶褐色のシミ。頬にできやすいが、首や額にも現れることがある。目の周辺には現れない。境界は明瞭。女性ホルモンが影響すると考えられている。妊娠や経口避妊薬、紫外線暴露などによって濃くなることがある。治療はビタミンCやトラネキサム酸の服用、ハイドロキノンなどのメラニン合成を抑制する外用薬。レーザー治療は無効。トレチノインによる治療では、他のシミと比べて時間を要するとされる。タグ:
レチノイン酸の一種。レチノイン酸が持つ二重結合部分が全てトランス型であるもの。トレチノインとも呼ばれる。急性前骨髄球性白血病の治療に用いられるレチノイン酸。がん化した未熟な前骨髄球を、レチノイン酸の経口投与によって好中球へ分化誘導し、その増殖を止めてアポトーシスを起こさせる。一方、レチノイン酸受容体の機能障害が顕著な患者には効果がなく、また、長期間投与すると耐性や副作用が生じる問題がある。表皮の細胞分裂を促進してメラニン色素を体外に出す働きを持つ。副作用として皮膚が剥けやすく…
砒素の酸化物。三酸化二砒素とも。化学式は As2O3トレチノインに抵抗性・再発性の急性前骨髄球性白血病の治療に用いられる。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。