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体内に溜まっている体液や膿を体外に出すこと。
膿胸や水頭症、胆汁の蓄積などに対して行われる。
関連する用語
がんによる心膜炎。原因となるがんは肺がんが最も多く、次いで乳がんや悪性リンパ腫、食道がん。症状は呼吸困難、起座呼吸、血圧低下、頻脈、奇脈、頚静脈の怒張など。治療は心嚢穿刺やドレナージ、ブレオマイシンによる硬化療法など。
肝臓に細菌などが感染して膿が溜まった状態。ドレナージを行い抗生物質で治療する。治療が遅れると敗血症や多臓器不全を引き起こし致命的。
脳脊髄液が脳の内側に溜まる症状。多くは脳室の拡大が確認される。新生児の水頭症は、脳室の圧力によって頭蓋骨を押し広げる状態が続き、頭が肥大化する原因となる。高齢者に発生する主な水頭症は正常圧水頭症と呼ばれる。
胸腔内に膿が溜まった状態。原因となる細菌はストレプトコッカス・コンステラータスやストレプトコッカス・アンギノサスなど。自覚症状は、初めは発熱や胸痛、悪化すると呼吸困難、肺の変形など。肺の外側の胸腔内に膿が溜まる状態です。原因としては、陳旧性肺結核症や重症肺炎等で、肺の中の炎症が、外側に波及することによります。初期には発熱、胸痛等の症状が出現しますが、時間がたつと、呼吸が苦しくなったり、肺が小さくなったり、肺の形が変形したりします。治療はドレナージおよび抗生物質の投与。
病原体と白血球(好中球)の死骸を含む液状のもの。けがをした後で傷口が化膿することがあるが、白いうみのほとんどは、この好中球が病原体と戦った後の死骸である。
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