最近更新された用語
関連する用語
IgαとIgβからなるヘテロ二量体。ナイーブB細胞は膜型IgMおよびIgDを発現し、これらはIgα/βと会合してB細胞受容体として特異的な抗原を認識し結合する。プレB細胞受容体がこれを介してB前駆細胞の増殖ならびに分化を誘導するシグナルを伝達することが知られている。
骨髄で造血幹細胞から分化する、まだ抗原刺激を受けていないB細胞。B細胞の前駆体となる。ナイーブB細胞とも。リンパ節で抗原刺激を受けると、分裂を繰り返して胚中心を形成する。最終的に形質細胞やメモリーB細胞へと分化する。ナイーブB細胞の遊走にはCXCL13が重要。絶食時にはナイーブB細胞はCXCL13の発現変化に応じて骨髄へと移動する。
リンパ節や脾臓、小腸などの粘膜に存在する二次リンパ器官であり、腸管関連リンパ組織(GALT)の構成要素。粘膜上皮を介して体内に入った抗原が集積する。M細胞を持つ。パイエル板の胚中心にはIgA産生前駆B細胞が多く存在する。腸の粘膜は、食物や食物とともに摂取される外来微生物、40兆個にも及ぶ腸内常在細菌叢などの異物に常にさらされています。これらの中には病原性を持つものが含まれていることから、腸管には免疫細胞が集まったパイエル板などの腸管免疫組織が発達しています。口から入った抗原は…
内臓にも影響が及ぶ強皮症。汎発性強皮症とも。ナイーブB細胞が増加し,メモリーB細胞や形質細胞の減少が起こる。メモリーB細胞が慢性的に活性化してアポトーシスが増加していることが示唆されている。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。