健康用語WEB事典

ナツメグ(nutmeg)

ニクズク科の常緑高木、またはその種子の胚乳を乾燥させたものを指す。多量の脂肪を含み、特有の甘くて刺激性が強い芳香を持つ。これは臭みを消す作用を持ち、香辛料として使用される。*1*2*3

ミリスチシンエレミシンを含む。成人が5g以上摂取すると、モノアミンオキシダーゼ阻害作用による精神症状が起こる。*4

ナツメグの種子を取り巻く網目状の仮種皮を乾燥したものはメースと呼ばれる。

ナツメグに含まれる芳香成分

タグ: 香辛料 精神症状 種子

*1今さら聞けない肉の常識 第50回 ソーセージを生かすスパイス 日本獣医畜産大学畜産食品工学科肉学教室: http://www.agr.okayama-u.ac.jp/amqs/josiki/50-9707.html
*2辻調グループ 香辛料: https://www.tsuji.ac.jp/hp/seika/figue/sort/spice.htm
*3東京家政大学機関リポジトリ ナツメグとメースの加熱香気の同定と経時的変化: https://tokyo-kasei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=11031&item_no=1&page_id=13&block_id=21
*4医学情報・医療情報 UMIN 中毒時の対応に関する情報(中毒情報)について ナツメグ: https://www.umin.ac.jp/chudoku/chudokuinfo/i/i041.txt

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このページの最終更新日時: 2019-12-08 (日) 10:45:18