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NADPを参照。
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酸化型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドのこと。補酵素として働く。NAD+ とも表記される。リン酸化するとNADPとなる。水素イオンを受け取って(還元されて)NADHとなる。例えば、解糖系においてグリセルアルデヒド-3-リン酸脱水素酵素はNADを補酵素として、これを還元してNADHとする。NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)は水素原子の運び屋で、水素原子をつけていない酸化型を「NAD+」、水素原子をつけた還元型を「NADH」と表します。NADHは、いわば生体還元剤…
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸。NAD+ のように表記される場合もある。水素原子が付いた還元型はNADPH。化学構造的にはNADにリン酸基が一つ増えただけの違いであるが、酸化還元反応を触媒する酵素はこれらを区別するため共用できない。NADPはNADにリン酸の結合したものである。還元型のNADPは五炭糖リン酸サイクルで合成され、脂肪酸、コレステロールの合成およびグルクロン酸回路の代謝系に必要な物質である。
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