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分子の化学構造にニトロ基を付加する化学修飾。
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DNAウイルスの感染などにより活性化され、自然免疫応答を惹起する膜タンパク質。抗腫瘍免疫に関わるシグナル伝達経路に関わる。STINGはウイルス感染などによって小胞体からゴルジ体へ移行し、システイン残基(88番と91番)がパルミトイル化を受けて活性化し、自然免疫応答を惹起する。このパルミトイル化をニトロ化した不飽和脂肪酸が阻害することが報告されている。腫瘍内において宿主細胞のSTING経路はIL-33及びIP-10の発現誘導に寄与し、また腫瘍細胞自体のSTING経路はCCL5及…
脂肪酸を構成する化学結合の中に二重結合が含まれているもの。常温で固まりにくい油脂。不飽和脂肪酸のうち、二重結合が1つしかないものを一価不飽和脂肪酸、 二重結合が2つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸と呼ぶ。体内で重要な不飽和脂肪酸には以下のようなものがある。脂肪酸の分類脂肪酸名一価不飽和脂肪酸オレイン酸多価不飽和脂肪酸n-3系脂肪酸α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸n-6系脂肪酸リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸多価不飽和脂肪酸の中でも鎖状に結合した3…
家畜に感染するマイコプラズマやカンピロバクター、豚丹毒菌、ブドウ球菌、レンサ球菌などに対する抗生物質。また、体内のタンパク質が豊富に持つアミノ酸残基でもある。タイロシンは生体内蛋白には比較的多く存在するアミノ酸残基であり,またタイロシンキナーゼのターゲットでもあることより,このニトロ化の病的意義は大きいと思われる。
L-アルギニンがニトロ化された誘導体。
ニトロ化した多環芳香族炭化水素のひとつ。この代謝産物はDNA付加体を生成し、発がん性を持つことが報告されている。
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