健康用語WEB事典

ネフロネクチン(nephronectin)

細胞外基質のひとつ。基底膜に存在するタンパク質

腎臓の発生において必要とされる。また肝炎の増悪化因子として働く。*1

マウスなどのげっ歯類のの再生に寄与することが示唆されている。

細胞外マトリックスの 1 つであるネフロネクチン上皮細胞発現し、マウス切歯?上皮幹細胞からエナメル質を形成する細胞を誘導する。*2

また、ネフロネクチンはEGFRを活性化してAktを活性化することで歯胚内のSox2発現を制御する。*3

*1臨床応用を視野に入れた肝臓の発生・再生機構の解明: http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gakui/cgi-bin/gazo.cgi?no=129394
*2マウスの切歯が伸び続けるメカニズムを解明 歯の再生への応用に期待: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170328_02web.pdf
*3マウスの切歯が伸び続けるメカニズムを解明 ‐歯の再生への応用に期待‐: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170328_02web.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-03-17 (土) 12:17:39