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細菌のこと。
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形質細胞やBリンパ球(B細胞)が産生する、免疫に関わるタンパク質。エミール・アドルフ・フォン・ベーリング(Emil Adolf von Behring)と北里柴三郎によって発見されたが、命名はその後に行われたとされる。主に血液中や体液中に存在し、体内に侵入してきた病原体や破損した細胞などを捉えて、それを排除する働きをする。γ-グロブリンに含まれるため免疫グロブリンとも呼ばれる。人体は、一度侵入してきた異物(抗原)に対して抗体を作り、以後同じ異物が侵入してきた時に対抗できるよう…
好中球やマクロファージなどの食細胞が病原体や細胞の死骸などの固形物を取り込む作用。エンドサイトーシスのうち「食べる」に因んだプロセス。食作用やファゴサイトーシス、免疫食菌などとも。抗原抗体複合体を目印として貪食を行う。補体が結合するとさらに効率良く貪食される。バクテリアなど比較的大きな細胞外粒子を免疫細胞が取り込む場合、粒子を抗体などで他者として標識し、これに結合した細胞膜が伸張することで粒子全体を細胞が包み込む。取り込みにはアクチンが関係し、取込まれると食胞ができる。タグ:
血球のグループのひとつ。造血幹細胞から分化する食細胞の一種。大きさは10〜20μmで赤血球よりも大きいが、血管内皮細胞の間を通って血管外に出ることができる。血液1μLあたり4000〜9500個の白血球が含まれる。赤血球よりも大きく細胞核を持つ。通常は肺や脾臓、腸、リンパ節、血管の内皮細胞などに貯蔵されており、血液中の白血球の数は、体内全ての白血球の1%程度。運動をすると血液中の白血球(好中球)の数は増加する。運動以外にも、細菌などの感染による炎症や喫煙、ステロイドの使用、血液…
ハマダラカが媒介するマラリアの原因となる寄生虫。ハマダラカの胃の中に存在し、吸血する際に唾液に混ざって人間の血液に入る。マラリアの病原体(マラリア原虫)は、分類学上ではプラスモディウム(Plasmodium)属に入る寄生性の単細胞生物である。マラリア原虫はバクテリアでもウイルスでもなく寄生虫である。マラリア原虫には、ヒト以外にチンパンジーやアカゲザルなどの霊長類、ニワトリやペンギンなどの鳥類、そしてトカゲなどのハ虫類などに寄生するものが200種ほど記載されている。ヒト以外に寄…
原核生物のひとつ。真正細菌やバクテリアとも呼ばれる。真菌(酵母、カビ、キノコ)とは異なる。-グラム陰性菌-グラム陽性菌細菌は単独ではなく、多数の細菌が集まったバイオフィルムを形成して生息する場合が多い。
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