健康用語WEB事典

パパベリン(papaverine)

内臓平滑筋痙攣の治療や塞栓症、循環障害に対する血管拡張などに用いられる有機化合物*1

パパベリンの化学構造

傷害された細胞免疫細胞から放出されるHMGB1RAGEに結合するのを阻害することで、炎症を抑制する作用を持つことが報告されている。*2

*1パパベリン塩酸塩注40mg「日医工」: https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1243400A1059_1_01/
*2一般的血管拡張、抗けいれん薬「パパベリン」に、抗炎症、抗がん作用があることを発見<br />~ドラッグリポジショニングで敗血症や膠芽腫の治療に有効な既存薬を再開発~|東京理科大学: https://www.tus.ac.jp/mediarelations/archive/20190716001.html

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このページの最終更新日時: 2019-11-20 (水) 07:13:50