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パラオキソン(paraoxon)

パラチオン活性代謝物アセチルコリンエステラーゼ阻害し、振戦痙攣などを引き起こす。*1

パラオキソンの化学構造

グルタミン酸シナプス伝達を抑制やカリウム濃度の上昇によって細胞の興奮性を高めることが知られている。*2

振戦発現にはニコチン性アセチルコリン受容体を介した背外側線条体および下オリーブ核の過剰興奮が関与することが示唆されている。

*1パラオキソンによる振戦発現のメカニズム解析: https://www.jstage.jst.go.jp/article/toxpt/44.1/0/44.1_P-228/_article/-char/ja/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | 有機リン中毒性痙攣に対するアトロピンおよびプラリドキシムの治療的効果の実験的検証 (KAKENHI-PROJECT-23592675): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23592675/

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このページの最終更新日時: 2020-02-06 (木) 08:50:20