健康用語WEB事典

パラミロン(paramylon)

ミドリムシ光合成によって産生する特有の多糖類グルコースβ-1,3結合により直鎖状に重合した、β-1,3-グルカン高分子体。*1

不要なや物質を排出したり、プリン体を摂取した時の吸収を抑制するなどの効果があるとされる。*2

医療分野への応用も行われている。

今回、セルロースと同じβ-グルカンの一種であるβ-1,3-グルカンを持ち、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)特有の成分である、パラミロンを用いたフィルムを作製し、創傷治癒について検討しました。今回の研究の結果、創傷治癒に使用されているセルロースフィルムに比べ、パラミロンフィルムにて創傷を被覆した場合の方が傷面積の減少割合が高く、パラミロンによる創傷治癒促進効果が認められました。なお、本実験では、株式会社KRI(本社:京都府京都市、社長:住友宏)の協力のもと作成されたパラミロン由来のフィルムを使用しました。

タグ: 多糖類 グルコース

*1ユーグレナのアミノ酸・有機酸発酵におけるpHの重要性を発見 〜ユーグレナは、発酵時のpHで形が変わる〜 | 明治大学: https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p000039ugkz.html
*2さようなら、栄養の偏り。 | 株式会社ユーグレナ - ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の研究開発・製造・販売: https://www.euglena.jp/solution/

ご意見・ご要望をお聞かせください。


パラミロンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-10-08 (木) 18:45:07