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ヌクレオソームの形成や分解に関わるタンパク質(分子シャペロン)。
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酵母から高等生物まで広く保存されているヒストンシャペロンのひとつ。栄養が豊富なときはAtf1がrDNA上でFACTが集積するのを阻害する一方で、栄養が枯渇するとAtf1はrDNAから解離しFACTが集積する。この2つのタンパク質の入れ替わりがヘテロクロマチンを形成して遺伝子の発現スイッチをオフにするトリガーであると報告されている。タグ:
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
ヒストンシャペロン活性を持ち、rDNAのサイレンシングに関与するタンパク質。FK506結合タンパク質とも。
DNAがヒストンに巻き付いた構造体。ヌクレオソームが集まって折りたたまれてクロマチンを形成する。ヒストンH2A、ヒストンH2B、ヒストンH3、ヒストンH4がそれぞれ2個ずつ集まって、ヒストン八量体と呼ばれるひとつの塊となり、その周りにDNAが2回弱巻き付いて形成される。ヌクレオソームの直径は約11nmで、DNAの200塩基対ごとに形成され、そのうち146塩基対がヒストン八量体に巻き付く。
アミノ酸配列がタンパク質の立体構造を作る働き(フォールディング)の助けをするタンパク質。シャペロンは介添人の意味。「シャペロン」とはフランス語で若い女性が社交界デビューする際、付き添う介添人の意味があり、成熟するのを助ける。熱ショックタンパク質(HSP)は主要な分子シャペロンとして知られている。シャペロニンと呼ばれるグループがATPを使って多くのタンパク質のフォールディングを補助する。分子シャペロンの基本的な作用は、フォールディング中の不安定な状態や熱で変性したタンパク質が凝…
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