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水分子の付加(水和)を触媒する酵素。
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水分子(2個の水素原子と1個の酸素原子からなる極性分子)が水素結合で繋がり集まったもの。水分とも。水分子同士の水素結合は繋がったり離れたりするため、これが水の流動性のもととなる。成人男性では体重の60%、成人女性では55%を占める。新生児では体重の70〜80%を占めるが、加齢とともにその量は減少し、高齢者では40〜50%となる。脂肪は筋肉に比べて保持できる水の量が少ない。体内では、細胞内外で物質を溶かす、浸透圧の調節を行う、体温を調節するなどの役割を持つ。大気圧においては4℃…
2分子の5-アミノレブリン酸を脱水縮合し、1分子のポルフォビリノーゲンと2分子の水を生成する触媒となるデヒドラターゼ。ポルフォビリノーゲンシンターゼとも。
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
ミトコンドリアでのβ酸化における二段階目の反応を触媒するヒドラターゼ。エノイルCoAを水和させてβ-ヒドロキシアシルCoAとする。
ある物質と水分子が電気的に引き合って結合すること。例えば、エタノールの分子中に存在するヒドロキシ基(-OH)の酸素原子は負の電荷を帯びており、水分子が持つ水素原子が帯びた正の電荷と引き合って水素結合を形成する。これによってエタノールは水によく溶ける。
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